
こんにちは!手作りスイーツ研究家のMayuです。今回は、バレンタインの定番「手作りチョコレート」について、材料選びから実際の作り方まで、詳しくご紹介していきます。
「手作りチョコを作ってみたいけど、失敗が心配…」「どんな材料を買えばいいの?」という初心者の方から、「今年は本格的なチョコレートに挑戦したい!」という上級者まで、役立つ情報を集めましたので、ぜひ最後までご覧ください。

基本の材料リスト
まずは、手作りチョコレートに必要な基本的な材料をご紹介します。これらは、どんなレシピでも必ず使う、いわば「必須アイテム」です。
1. チョコレート(板チョコ)
手作りチョコの主役となる板チョコ。スーパーやお菓子専門店で手に入る一般的な材料ですが、品質によって仕上がりが大きく変わります。
【おすすめブランド】
- 明治 クーベルチュールチョコレート(価格:500円前後/200g)
程よい甘さで扱いやすく、初心者向け - カカオバリー(価格:1,000円前後/200g)
本格的な風味を求める方におすすめ - 森永 製菓用チョコレート(価格:300円前後/200g)
コスパ重視の方に

2. 生クリーム
トリュフやガナッシュを作る際に必須となる生クリーム。乳脂肪分47%以上のものを選びましょう。
【ポイント】
- 常温に戻してから使用する
- 賞味期限に余裕のあるものを選ぶ
- 開封後はすぐに使い切る
3. バター(無塩)
チョコレートの口どけをよくするために使用します。必ず無塩バターを選びましょう。
4. 粉糖
トッピングや味の調整に使用します。グラニュー糖ではなく、必ず「粉糖」を使いましょう。
必要な道具
次に、チョコレート作りに必要な道具をご紹介します。これらの道具は、一度揃えれば何度でも使えるので、初期投資と考えて良質なものを選ぶことをおすすめします。

必須アイテム
- 耐熱ボウル(ステンレス製がおすすめ)
- 計量カップ・スプーン
- ゴムベラ
- 温度計
- 型(シリコン型がおすすめ)
あると便利なもの
- チョコレートスクレーパー
- 製菓用はけ
- クッキングシート
- 保存容器
チョコレートの種類と選び方
チョコレートは大きく分けて以下の種類があります:
1. スイートチョコレート
最も一般的な種類で、カカオマス、ココアバター、砂糖が主原料です。甘さと苦みのバランスが良く、様々なレシピに使用できます。
2. ミルクチョコレート
粉乳が加えられており、まろやかな味わいが特徴です。子供向けのチョコレートを作る際におすすめです。
3. ホワイトチョコレート
カカオマスを含まないチョコレート。見た目の華やかさを出したい場合に使用します。
4. クーベルチュールチョコレート
最も高級な部類に入るチョコレートで、ココアバターの含有量が高いのが特徴です。美しい艶と、カカオ本来の風味を楽しめます。
予算別おすすめ材料
3,000円以下の予算プラン
- 板チョコ(森永製菓用):300円×2枚
- 生クリーム:230円
- シリコン型(100均):110円
- その他必要な道具(100均):500円程度
5,000円以下の予算プラン
- クーベルチュールチョコレート:1,000円
- 生クリーム(乳脂肪分47%):400円
- 無塩バター:400円
- シリコン型(専門店):1,000円
- 温度計:800円
失敗しないためのコツ
1. 温度管理が重要
チョコレート作りで最も重要なのが温度管理です。以下の温度を覚えておきましょう:
- 湯煎の温度:60℃前後
- チョコレートを溶かす温度:45-50℃
- テンパリング時の温度:28-30℃
2. 水は大敵
チョコレートに水が入ると固まらなくなってしまいます。以下の点に注意しましょう:
- ボウルや道具は完全に乾かす
- 湯煎の際は水滴が入らないよう注意
- 蓋のある鍋を使用する
3. 材料の準備
全ての材料は常温に戻してから使用します。特に以下の点に注意:
- 生クリームは冷蔵庫から30分前に出す
- バターは室温で柔らかくする
- チョコレートは細かく刻んでおく
難易度別レシピ3選
【初級】基本の生チョコレート
材料(15個分):
- スイートチョコレート:200g
- 生クリーム:100ml
- ココアパウダー(仕上げ用):適量
作り方:
- チョコレートを細かく刻む
- 生クリームを沸騰直前まで温める
- チョコレートに注ぎ、混ぜ合わせる
- 冷蔵庫で2時間程度冷やし固める
- スプーンで球状に整え、ココアパウダーをまぶす
【中級】ガナッシュトリュフ
材料(20個分):
- クーベルチュールチョコレート:300g
- 生クリーム:150ml
- 無塩バター:30g
- コニャック:小さじ1(お好みで)
作り方は割愛しますが、テンパリングの技術が必要になります。
【上級】ボンボンショコラ
見た目も美しい本格的なチョコレート。型出しの技術が必要です。
よくある質問
Q1: チョコレートが固まらない…
A: 主な原因は以下の3つです:
- 水が混入した
- 温度管理が適切でない
- 材料の配合比が間違っている
Q2: 保存方法は?
A: 基本的には以下の方法で保存します:
- 冷蔵保存:1週間程度
- 常温保存:2-3日程度
- 冷凍保存:1ヶ月程度
Q3: 予算はどれくらい必要?
A: 初心者向けの基本的な手作りチョコなら3,000円程度、本格的なものを作る場合は5,000-10,000円程度を見込んでください。
まとめ
手作りチョコレートは、材料と道具さえしっかり揃えれば、初心者でも十分に美味しく作ることができます。このガイドを参考に、ぜひチャレンジしてみてください!
特に重要なポイントをおさらいしましょう:
- 材料の質にこだわる
- 温度管理を徹底する
- 水との接触に注意する
- 道具は清潔に保つ
手作りチョコレートは、作る過程も楽しく、相手に想いを伝えられる素敵なプレゼントになります。失敗を恐れずに、ぜひ挑戦してみてくださいね。
※価格は2025年1月現在のものです。店舗や地域によって異なる場合があります。